二重盲検試験

機能性表示食品における二重盲検試験とは、被験者と評価者のどちらも介入内容を知らない状態で行われる試験です。この試験の特徴や他の試験との違い、試験を行う際の注意点・ポイントなどを詳しく解説します。

目次
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どちらも盲検化されている試験

二重盲検試験とは、被験者と実施者(試験評価者)のどちらも介入内容を知らない試験です。有効性や安全性評価に対するバイアスリスクが最も低く、有効性や機能性の科学的根拠を示すエビデンスとして最も推奨されるデザインです。ただし、闇雲に二重盲検化されているだけでは不十分であり、実際には無作為化の適切性やプラセボとの同質性、主要評価項目の妥当性などもエビデンスを得るためには重要な項目となります。

オープン試験・単盲検試験との違い・注意点

オープン試験は被験者と評価者がどちらも介入内容が開示されている試験であり、単盲検試験は被験者または評価者のどちらか一方が盲検化された試験です。そのため、開示されている側にバイアスが入りやすいという点はデメリットになります。ですが、二重盲検試験は被験者と実施者双方が盲検化されている試験であり、最もバイアスリスクが低い試験のため、有効性や機能性のエビデンスを得るために推奨されている試験です。ただし、デザインの質が高くなければならず、費用や複雑な作業が必要とされます。

二重盲検試験の例

試験名 乳酸菌N1478-7株の肝機能改善効果確認二重盲検試験―プラセボ対照二重盲検ランダム化並行群間比較試験―
日時 2023/08/20
目的 試験食品の12週間連続摂取させ、肝臓機能への影響を評価する。
CRO(実施責任組織) 医療法人花音会みうらクリニック
試験名 有限会社沖縄アロエ
日時 2022/02/22
目的 蓄尿障害に対するノビレチンアミノプラスの有効性、安全性と優位性を調べる二重盲検試験を実施し、機能性表示食品として申請できるか検討する。
CRO(実施責任組織) 有限会社沖縄アロエ
参照元HP:臨床研究情報ポータルサイト
https://rctportal.niph.go.jp/

「食品CRO大全」編集チームのまとめ

最もデザインの質が高い二重盲検試験

二重盲検試験は、被験者と試験評価者のどちらも介入内容を知らずに実施される試験です。最も試験デザインの質が高く、機能性や有効性のエビデンスを得るためにも推奨されている試験方法です。 当サイトでは、二重盲検試験を得意としている食品CROを調査しました。信頼できる食品CROを探している方は是非チェックしてみてください。

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食品CROおすすめ3選
ケイ・エス・オー
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引用元:ケイ・エス・オー公式HP:https://www.kso.co.jp/
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CPCC
CPCC
引用元:CPCC公式HP:https://www.cpcc.co.jp/
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対応試験範囲パイロット~大規模
コンサル費用HP記載なし
提携機関クリニック・診療所4施設、検査機関8社
※2026年1月14日調査時点
TES
TES
引用元:TES公式HP:https://tes-h.co.jp/
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コンサル費用HP記載なし
提携機関クリニック1施設
※2026年1月14日調査時点

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