消費者の健康志向の高まりなどの背景から、食品業界における商品開発においてはスピードや専門的な知識、コスト効率の向上が重要といえます。そこでこちらの記事では、食品CROを利用するメリットについて紹介していきます。食品CROの活用によりどのようなメリットが期待できるのかをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
食品CROとは、食品会社や製薬会社において研究を行った新たな栄養素や食品について、特定保健用食品や機能性表示食品として認可申請を行うにあたり、第三者機関として臨床研究実施の支援を行う組織のことです。
臨床研究をスムーズに進めるため、関連する法規や研究計画書に乗っ取って正しく進められているかを保証するためのモニタリングや、集積データの処理・解析、研究論文の作成支援まで、さまざまな業務を手がけています。
ここでは、食品CROに依頼を行う際に期待できる主なメリットについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
食品CROには、食品や栄養分野に特化した専門スタッフが在籍しています。豊富な知識を持つ専門家が試験の設計から解析まで対応するため、その知識と経験を活用できる点は大きなメリットといえます。中でも、機能性表示食品などのように規制要件が複雑で専門的な知識が求められる分野ほど、メリットを感じられるはずです。
食品や栄養分野に関する豊富な知識に加え、食品CROは法規制にも精通しています。そのため食品表示法や届出要件に詳しく、食品関連の法律に変化があった場合にも迅速に対応することが可能です。また、審査の通過を見据えた申請書類の作成を行える点もCROの特徴といえます。
自社での試験運営や書類の作成、申請業務といったさまざまな業務を食品CROに委託できるため、これらの業務負担を大幅に削減できます。負担軽減できた分、よりコアな業務にリソースを集中させるといったことも行えます。 また、CROでは日常的に試験の計画や実施、書類作成作業を行っていることからノウハウが蓄積されており、プロフェクトを効率的に進められます。その結果、自社でプロジェクトを進める場合と比較して、開発期間の短縮に繋げられる可能性があります。
信頼性とともに客観性が確保できる点も、食品CROを利用するメリットのひとつです。開発企業自身ではなく、第三者機関の食品CROが行った試験データや作成した報告書であれば、客観性が高いと評価されることが期待できます。公正な試験とデータ収集が行えているとして、消費者や取引先からの信頼向上にも繋げられます。
食品CSOの活用により、自社では保有していない技術やデータ解析を活用できる点もメリットのひとつです。例えばAI解析やバイオマーカーの利用など先進的な技術を活用して、エビデンスの質を高められます。
食品CROに依頼することによって、試験結果の信頼性が向上し、販売戦略の強化につながるといったメリットがあります。また、食品CROは法規制にも精通している点に加え、届出要件にも詳しいため、法的なリスクの軽減に加えて不備のある届出をしてしまうといった状況を避けられます。 また、食品CROに依頼すると試験や書類の作成などを任せられることから、開発スピードを短縮して早期の市場投入を行えるようになるといった面もあります。 加えて試験環境も充実していることから、自社で試験環境の整備を行って対応するより食品CROに依頼した方が経済的であるといえます。このように、コストパフォーマンスの面から考えても、CROへの依頼は大きなメリットを得ることにつながります
現在さまざまな食品CROがあるため、どのような面を重視してCRO選びを行えばいいのか悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
食品CROを選ぶ際には、まず実績について確認を行うことがおすすめです。多数の実績を持っているCROであれば、食品機能性試験に関連するノウハウも豊富に蓄積されていると考えられます。またワンストップ対応をとしている場合には、試験から分析、届出まで一貫して対応を依頼できます。
そのほか、状況に応じて柔軟にカスタマイズ対応を行ってくれるか、相談がしやすいかといった点も重視したい部分ですし、報告書の質についてもチェックしておきたいところです。わかりやすい報告書の作成を得意としている食品CROであれば、その報告書を用いて社内外の理解促進にも繋げられます。
食品CROの利用は、機能性表示食品の成功を左右する、重要な改善策であるといえます。利用によって専門性や方への対応力、効率面などのメリットが得られるため、事業の強化に繋げられることが期待できます。
そのためにも、さまざまなメリットに注目しながら複数社を比較し、自社に合ったCRO選びを行ってください。
| 対応試験範囲 | パイロット~大規模 |
|---|---|
| コンサル費用 | 無料(初期相談) |
| 提携機関 | 病院・クリニック10施設、 SMO5社 ※2026年1月14日調査時点 |
| 対応試験範囲 | パイロット~大規模 |
|---|---|
| コンサル費用 | HP記載なし |
| 提携機関 | クリニック・診療所4施設、検査機関8社 ※2026年1月14日調査時点 |
| 対応試験範囲 | SR(研究レビュー)中心 |
|---|---|
| コンサル費用 | HP記載なし |
| 提携機関 | クリニック1施設 ※2026年1月14日調査時点 |
【選定基準】各社のHPや臨床研究情報ポータルサイト(https://rctportal.mhlw.go.jp/)で「機能性表示食品の臨床試験」の支援実績が確認でき、論文掲載の実績もある食品CROを選定しています。(2024年5月1日時点)