この記事では「運動・ロコモティブシンドローム試験」の特徴や機能性表示食品届出との関係、食品CROの選び方について解説しています。機能性表示食品の臨床試験・届出の依頼の際の参考にしてください。
「ロコモティブシンドローム」とは、骨や関節、筋肉などの運動器の機能が低下し、「立つ」「歩く」といった日常生活の動作が困難になる状態をいいます。運動・ロコモティブシンドローム試験(ロコモ度テスト)では、これらの機能の衰えを客観的に評価することを目的としています。
評価は、下肢筋力を評価する「立ち上がりテスト」、歩行能力について評価する「2ステップテスト」、身体状態や生活状況を評価する「ロコモ25」の3種類のテストを組み合わせて、総合的に実施します。
テストの結果、ロコモ度は1〜3は下記の3段階に分けられます。
以下では、運動・ロコモティブシンドローム試験と機能性表示食品届出との関係についてまとめています。
| 価指標(試験で測定) | 主な評価内容・目的 | 機能性表示の例 (届出で主張できる内容) |
|---|---|---|
| ロコモ25スコア | 関節や筋肉の痛み・動作困難度を自己評価 | 「日常生活における移動能力の維持をサポートする」 |
| 片脚立ち時間 | 下肢筋力とバランス能力を評価 | 「加齢に伴う下肢の筋力低下を緩やかにする」 |
| 歩行速度(10m歩行) | 歩行動作の総合的な運動機能を評価 | 「スムーズな歩行をサポートする」 |
| 筋力測定(握力など) | 筋肉量・筋出力を定量評価 | 「筋肉の維持に役立つ」 |
食品CROの活用を成功に繋げるには、自社のプロジェクトに適したパートナーを選択することが大切です。そのため、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
この場合、ロコモ領域における実績や論文数、被験者募集・試験実施体制の強さについて確認しておくことが大切です。さらに、機能性表示届出支援の体制の有無も重要です。届出支援体制を持つ食品CROの場合、専門的な知見からサポートを行ってくれるため自社の負担を大幅に軽減できます。
「日常生活における移動能力の維持をサポートする」などの商品を開発・販売したい場合には、その機能性を証明するための臨床試験が不可欠です。この臨床試験において、運動・ロコモティブシンドローム試験が用いられますが、食品CROは、その試験を請け負います。
食品CROを適切に選定することは、自社のプロジェクトの成功を左右する重要なプロセスです。この記事で紹介した「食品CROの選び方」を参考に、自社のニーズに合った食品CROを選んでください。
| 対応試験範囲 | パイロット~大規模 |
|---|---|
| コンサル費用 | 無料(初期相談) |
| 提携機関 | 病院・クリニック10施設、 SMO5社 ※2026年1月14日調査時点 |
| 対応試験範囲 | パイロット~大規模 |
|---|---|
| コンサル費用 | HP記載なし |
| 提携機関 | クリニック・診療所4施設、検査機関8社 ※2026年1月14日調査時点 |
| 対応試験範囲 | SR(研究レビュー)中心 |
|---|---|
| コンサル費用 | HP記載なし |
| 提携機関 | クリニック1施設 ※2026年1月14日調査時点 |
【選定基準】各社のHPや臨床研究情報ポータルサイト(https://rctportal.mhlw.go.jp/)で「機能性表示食品の臨床試験」の支援実績が確認でき、論文掲載の実績もある食品CROを選定しています。(2024年5月1日時点)